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関西圏で広がる紙製フェースシールド「かおマモール」、大阪の印刷会社が開発 自治体に提供、寄付し好評

 

 

新型コロナウイルスの感染防止のために製作された、紙製のフェースシールド「かおマモール」が、関西圏で広がりつつある。
大阪市淀川区の印刷会社「ユタカ」「日章印刷所」が共同開発。元々は医療物資不足が取りざたされた春先に無地のものを作り、大阪府、京都府、滋賀県の感染症疑い患者の受け入れ医療機関に数百~1000個単位で無償提供。その後、デザイン付きを区内の飲食店に配ったところ、好評を得たという。

ゆるキャラグランプリで2018年に5位に入ったこともある、人気ご当地ゆるキャラ「滝ノ道ゆずる」デザインのものを手掛けた縁で29日、大阪府箕面市に1000枚を寄付。倉田哲郎市長も「印刷屋さんがフェースシールドを作る発想が凄い。心配される第2波、将来的な新たな感染症のこともあるので非常にありがたい」と語った。

一般的なシールドより安価で作れるのが利点。「ユタカ」の西村卓哉社長は「新しい生活様式が広まる中、市民が明るく日々を過ごすお手伝いになれば」と話している。

 

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2020/06/29/kiji/20200629s00042000240000c.html